ネットワーク型の戦闘機
新型戦闘機を開発する場合、電子機器と飛行制御技術、情報共有機能、ソフトウェアなどが欠かせず、まさに現代技術の結晶といえる存在です。
それゆえ、GCAPは単なる戦闘機計画ではなく、関連システムの冒険的な開発を含み、それは宇宙・サイバー・AI技術・無人領域におよびます。どうしてもステルス性が注目されがちですが、真に期待すべきはネットワーク能力です。
これは各システムを統合しながら、「陸・海・空+宇宙」の各領域で連携するとき、高性能な頭脳になる能力を指します。
従来の戦闘機といえば、自ら敵機と戦ってきましたが、次期戦闘機が目指すのは「個の戦い」ではなく、味方と連携して戦う「チームプレイ」です。
たとえば、A・Bという2機編隊のうち、Aが捕捉した目標をBにリアルタイムで共有します。情報を受けたBはミサイルを放ち、Aがミサイルを誘導するイメージです。
このような役割分担に基づいて、洗練されたチームプレイで効率的に戦い、友軍の航空機だけではなく、地上レーダー・艦艇との連携も目指します。
複雑なチームプレイを成功させるべく、次期戦闘機は「キャプテン」の役割を担い、優れたネットワーク能力が欠かせません。
「心神(X-2)」との関係
ところで、日本の次期戦闘機といえば、「X-2」はどうなったのでしょう?
「心神」としても知られるX-2ですが、これはステルス性能や新しい制御システム、エンジンなどを試す先進技術実証機でした。
つまり、そもそも戦闘機として量産するつもりはなく、あくまで実験機だったわけです。ただ、X-2は貴重なデータを多く持ち帰り、次期戦闘機の開発でも活かされるため、両者は決して無関係ではありません。

X-2心神はどうなった?気になる現在とその性能について
最新技術を試す「実証実験機」
現在運用されているF-2戦闘機の後継を見据えた次期戦闘機がイギリス、イタリアと共同開発されることになった一方...

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