有権者に対する脅迫
もっといえば、「自民を選ぶと戦争になる」は脅迫に近く、有権者を説得するどころか、大半の反発を呼ぶだけでしょう。
戦争を避けたい、戦争反対はみんな同じです。
一部の過激思想を除けば、左派・右派は最終目的が同じなれど、アプローチが違うにすぎません。
戦争が向こうからやってくる以上、一定の備えはせねばならず、防衛力強化に賛成する理由です。
防衛力の強化に賛成だからといって、別に戦争を望んではいません。
厳しい安全保障情勢を考えて、きちんと投票したにもかかわらず、それを「好戦的」と単純化すれば、有権者をバカにしています。
「防衛力強化=戦争したい」は反感を買い、あまりに現実離れした飛躍理論なのです。それは極端な左翼思想に映り、国民はドン引きします。
自衛隊を過大評価しすぎ
そもそも、いまの自衛隊に侵略する能力はなく、左派は自衛隊を買い被りすぎです。
自衛隊の装備品・能力を見れば、対外遠征など不可能と分かります。
自衛隊は防衛に特化した組織であり、対外戦争ができる設計ではありません。最近になってようやく、占領された島を取り戻せるかも、になったぐらいです。
単独での離島奪還すら危うい
野球で例えると、ずっと守備練習しかせず、バッティングは未経験。
自衛隊はひたすら守備に励み、攻撃は外国人(米軍)に任せました。
ところが、最近はその助っ人に頼れなくなり、ここ1週間で初めてバットを握ります。素振りを始めたばかりなのに、「ホームラン王!」と警戒されても、誰が本気で信じるでしょうか。
大規模な戦力を海の向こうに送り、外地に攻め込む能力に限ると、旧日本軍の方が高かったといえます。
強襲揚陸艦すら持たず、兵站能力が足りないなか、どうやって中国・韓国を攻めるのか?
むしろ、旧軍のイメージに引っ張られた結果、左派は最も自衛隊を過大評価しています。
80年前で認識が止まっているからこそ、現実とのギャップが生まれてしまい、説得力のない主張が虚しく響きます。たとえ反戦を主張するにしても、正確な現状認識を持たないと、信ぴょう性に欠けるだけです。


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