「いずも型」護衛艦の空母化改造とそのF-35搭載数
戦車と歩兵戦闘車、装甲兵員輸送車の違いとは何か?
役割は違えど、連携して戦う
現代陸軍の必須装備として戦車や装甲車があげられますが、後者には「装甲兵員装甲車」「歩兵戦闘車」をはじめとするさまざまな種類...
なぜイージス・アショアの秋田・山口配備は断念したのか?
目的は海自の負担軽減
北朝鮮の弾道ミサイル問題を受けて、日本は洋上のイージス艦と陸上のペトリオット・ミサイル(PAC-3)という二段構えの防空体制を整...
戦闘支援型?海上自衛隊が目指す多目的USVとは
従来型とは違う用途
現代戦では無人機(ドローン)が欠かせない装備となり、自衛隊もRQ-4グローバル・ホークやスキャン・イーグルのような無人偵察機を導入...
イギリスが誇る恐怖の槍、スター・ストリーク対空ミサイル
超高速で放つ三本の槍
変わった兵器を多く生み出してきたイギリスは、いまも独特の国産兵器を抱えていて、そのひとつに「スターストリーク」という対空ミサイル...
日本がPAC-3ミサイルを輸出する理由とその影響
玉突き方式の軍事支援
ロシア=ウクライナ戦争の終わりが見えないなか、日本政府はミサイル防衛を担っているPAC-3ミサイルの輸出解禁を決めました。日本国...
オーストラリア海軍の誇り「キャンベラ級」強襲揚陸艦
F-35を諦めたヘリ空母
オセアニア方面の盟主であるオーストラリアは、いざという時に同地域の治安維持などを求められる関係上、揚陸艦艇を中心とした一定の...
自衛隊には不要?COIN軽攻撃機の役割とは何か
対叛乱・対テロ用の安いプロペラ機
超音速飛行するジェット機やレーダーに映りづらいステルス機が各国で使われているなか、あえてこれに逆行する低速のプロペラ機を...
いまだ現役の64式小銃は果たしてポンコツなのか?
戦後初の国産小銃
軍隊にとって最も基本的な武器は「小銃(アサルト・ライフル)」ですが、自衛隊も発足まもなくして国産化に努めた結果、「64式小銃」が誕生...
イタリア・チェンタウロ戦闘偵察車が果たす役割とその価格
駆けつけ火力の装甲戦闘車
南北に細長い国土を守るイタリア陸軍は、北部に国産のアリエテ戦車を中心とした装甲部隊を配備しつつ、南部の守りは機動力の高い軽装...
ダサいけど、かわいい?競争に負けたX-32ステルス戦闘機
ステルス性はF-35より上
高性能なステルス戦闘機のうち、世界的ベストセラーとなっているのがアメリカのF-35ライトニングⅡです。
どこ...
自衛隊の沿岸監視隊って何するの?その任務や装備について
船舶を監視する国境警備隊
日本は四方を海に囲まれている関係から、「国境警備」という概念が陸上国家より薄く、なかなかイメージしづらいといえます。
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「あわじ型」掃海艦の性能や役割、そして掃海艇との違い
最大の繊維強化プラスチック船
戦争中に投下された機雷の除去、そして朝鮮戦争と湾岸戦争での掃海任務により、海上自衛隊は世界トップクラスの掃海技術を誇りま...
T-72シリーズは名戦車、それとも弱いびっくり箱?
ソ連陣営の主力戦車
陸軍大国・ロシアといえば「戦車」のイメージが強く、第二次世界大戦期から多くの名戦車を開発してきました。
その代表例と称される...
自衛隊のUH-60JA多用途ヘリ、その性能や価格は?
UH-1の後継になるはずだった
陸上自衛隊は「UH-1J」を長らく使い、事実上の主力ヘリとなっていますが、これを更新すべく、本来はブラックホーク・シリ...
無人水上艦なのにイージス?米海軍のUSVレンジャーとは
自律航行技術を試す実験船
自律飛行する無人機が各国で活躍するなか、水上船舶でも無人化の動きが加速しています。
この分野でも先行するアメリカは、水...
93式近距離地対空誘導弾の射程や価格、そして後継は?
近SAM・短SAMの違い
陸上自衛隊は世界的にみても防空兵器が充実しており、近距離から中距離における多層防空網を実現しました。
そのひとつが近距...
航空自衛隊がオーストラリアにローテーション展開する理由
準同盟をさらに強化
日米同盟を基軸とする日本にとって、唯一かつ正式な同盟国はアメリカのみです。しかし、近年はオーストラリアとの安全保障関係を深化させた...
4,400機以上!アメリカにある「飛行機の墓場」とは?
軍用機のデビスモンサン基地
アメリカは第二次世界大戦で圧倒的な物量を誇り、終戦時の戦力は史上空前といえるレベルでした。ところが、戦争が終わって軍縮モー...
世界一軽い自走砲?ハンヴィー・2-CTホークアイの強み
戦場を駆ける高機動火力
米軍が愛用する四輪駆動の「ハンヴィー」は、頑丈で汎用性に優れているため、対戦車ミサイルや対空ミサイルを載せたタイプも作られてき...
知られざる水産庁「漁業取締船」の役割について
密漁を摘発する非武装船
日本の海で起きる事故や事件に対応するのは海上保安庁ですが、「密漁」に関しては水産庁の管轄になります。違法操業を摘発するのが水産...