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各方面隊にもある
さて、ここまではFTC訓練を説明しましたが、こうした訓練環境は北富士に限らず、各地にも似た施設・部隊が存在します。
たとえば、北千歳駐屯地には教育訓練研究本部、北海道トレーニングセンター(HTC)があって、同様の戦術研究・訓練をしてきました。
FTCの評価支援隊と同じく、模擬戦で敵役を演じたり、判定機材を使いながら、訓練評価をするものの、ややこしいことに、こちらは部隊評価訓練隊ではなく、「訓練評価支援隊」と呼びます。
ほかにも、各方面隊(北部・東北・東部・中部・西部)において、「方面指揮所訓練支援隊」があります。こちらも似た役割とはいえ、やはり本家の評価支援隊には敵わず、地域内での上級道場という感じです。
では、何のために類似部隊があるのか?
北海道のように部隊が多く、演習場が点在している場合、独自のアグレッサーがいると好都合です。
山梨の訓練施設は広大といえども、毎年の受入れ人数は決まっており、評価支援隊も人間である以上、連日の模擬戦はできません。
訓練側のキャパシティを考えると、各方面隊にも似た敵役を置き、まずは地域レベルで鍛え上げてから、次のステージに行く方が効率的です。

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