2022-07

アメリカ軍

成層圏も楽勝?U-2偵察機とは

東西冷戦が生んだドラゴンレディ 飛行機が20世紀初頭に登場して以来、戦争では航空攻撃が最も重視されるようになりましたが、航空機の活用方法で見逃せないのが「航空偵察」です。気球を使った空からの偵察は19世紀には存在していましたが、飛行...
海上自衛隊

いつ引退?あさぎり型護衛艦

新八八艦隊を支えた汎用護衛艦 ソ連海軍の増強が著しい1980年代、海上自衛隊は防空及び対潜能力を強化するために1個護衛隊群(艦隊)を護衛艦8隻、対潜哨戒ヘリ8隻で構成する「8艦8機体制」を目指しました。かつて日本海軍が戦艦8隻、巡洋...
海上自衛隊

あたご型イージス護衛艦とは

「こんごう型」の発展版として 海上自衛隊は現在「神の盾」の名を持つイージス艦を8隻運用していますが、そのうち半数は1990年代に就役した日本初のイージス艦「こんごう型」であり、その「こんごう型」の発展型として2007年に登場したのが...
ミサイル

一撃必殺?NLAW対戦車ミサイル

イギリス・スウェーデンが共同開発した「戦車殺し」 2022年2月に始まったロシアのウクライナ侵略戦争では対戦車兵器の有効性が改めて着目され、特にアメリカが供与したジャベリン対戦車ミサイルはウクライナ側から「聖ジャベリン」と呼ばれるほ...
海上自衛隊

まだ一流?おやしお型潜水艦

日本潜水艦のレベルを引き上げた傑作 密かに接近して空母のような大型艦も仕留められる潜水艦はどの海軍にとっても脅威であり、「潜水艦がいるかもしれない」という心理的不安のみで相手の行動をある程度制約することすら可能な兵器です。特に、第二...
海上自衛隊

海自1,900トン級哨戒艦の行方

近海を守る海自初の哨戒艦として 海上自衛隊の任務は海における平和を守り、日本にとって死活的なシーレーンを保護することですが、当然ながら日本近海のパトロールも仕事に含まれます。この沿岸部におけるパトロール任務は主力の護衛隊群ではなく地...
陸上自衛隊

陸自・電子作戦隊の役割とは?

電波の収集と妨害を担う専門部隊 現代における戦闘は従来の陸海空に加えて、宇宙、サイバー、電磁波、いわゆる「ウサデン」でも繰り広げられるため、これら新領域への対応が不可欠です。日本の自衛隊も宇宙作戦隊やサイバー防衛隊を発足させてきまし...
アメリカ軍

衛星も撃墜?SM-3迎撃ミサイルとは

弾道ミサイル防衛の要として 日本は北朝鮮による核開発の脅威を受けて弾道ミサイル防衛(BMD)に注力してきましたが、そもそもBMDに対処できる国はかなり限られており、この分野では世界有数の能力を持っています。 日本のBMD体制は...
航空自衛隊

超重要?移動警戒隊レーダー

警戒監視網をバックアップする存在 現代戦は航空機やミサイルによる攻撃から始まりますが、守る側はこれをいち早く探知するためのレーダーが欠かせません。そのため、日本全国の28箇所に航空自衛隊のレーダーサイトが設けられており、24時間体制...
艦船

陸自が輸送艦?海上輸送部隊とは

島嶼防衛を見据えた海上輸送力の強化 中国の海洋進出を前にした陸上自衛隊は従来の北方重視から南西諸島を意識した「島嶼防衛」にシフトしており、日本版海兵隊である水陸機動団の発足や水陸両用車AAV-7の配備などを進めてきました。しかし、島...
海上自衛隊

海自、油槽船YOT-01の役割

海自初のタンカーが持つ意義 海に囲まれた日本の防衛は昔から「海軍」に懸かっていると言っても過言ではありません。そんな海軍も燃料がなければ肝心の船は動かず、戦力として無意味になってしまうことから補給艦の存在や母港の燃料設備が重要となり...
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