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海・空では未だに主力
そんな日の丸小銃は陸海空の自衛隊に加えて、海上保安庁と警察でも一部使用されており、60年経ったいまも現役で使われています。これは予算的に一気に更新できなかった事情と64式そのものが耐久性に優れているから。
さすがに陸自の戦闘部隊は89式小銃への更新がほぼ完了しているものの、後方部隊の一部と予備自衛官の訓練では未だに現役であり、長寿命を生かして予備兵器としても多数保管されています。
ほかにも、陸自・高等工科学校や防衛大学校のような教育機関で使われているケースも多く、新米自衛官が最初に手にしやすい銃でもあります。
一方、海自と空自では64式小銃が未だに主力扱いで、空自の基地警備部隊にとっては現役バリバリの標準装備です。海自でも特殊部隊の「特別警備隊」は89式小銃を使ったりするものの、陸自と比べて海・空の小銃更新は優先順位が低く、今後もしばらく使われ続けるでしょう。
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