イタリアの軽空母「カヴール」、その多目的な能力・任務とは?

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海自にとって参考になるか

「カヴール」は規模・能力において、海上自衛隊の「いずも型」護衛艦と類似点が多く、海自初の空母を運用するにあたって参考になり得ます。

「カヴール」のF-35Bはあくまでイタリア海軍所属で、この点では航空自衛隊が運用予定の「いずも型」と異なるものの、同じ機体で搭載機数も似ているので、ひと足先に運用中のイタリアから学べる点は多いです。

さらに、空自はF-35向けのパイロット養成教育をイタリア空軍に一部委託しましたが、こうした留学は「カヴール」でのF-35運用を実際に目の当たりにできる機会でもあります。

イタリアは軍艦派遣を通してアジア太平洋への関与を進めていて、2023年6月には日本にも寄港しました。この遠征航海をきっかけに、今後は軽空母「カヴール」も派遣されるかもしれません。

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