2023-01

ミサイル

台湾有事の切り札?JASSM-ERミサイル

自衛隊も導入する統合空対地ミサイル 台湾有事を見据えて自衛隊はトマホーク巡航ミサイルの購入や超高速滑空弾の開発によって敵地攻撃能力の獲得を目指しますが、もう一つの目玉となるのが「JASSM-ER」と呼ばれる空対地ミサイルです。これは...
外国

軽戦車?AMX-10RCとは

対戦車も想定した装輪の偵察戦闘車 ロシア=ウクライナ戦争では西側諸国の武器支援を受けたウクライナが勇戦を続けており、特に初戦でロシア戦車を多数撃破したジャベリン対戦車ミサイルやロシア軍の弾薬庫を吹き飛ばすHIMARS高機動ロケット砲...
海上自衛隊

敷設艦「むろと」のお仕事

実はほとんど知られていない活動内容 海上自衛隊の中で「隠密」といえば潜水艦ですが、実はその潜水艦よりも機密性が高いとされるのが観測機器や潜水艦の音を拾う装置を海底に設置する「敷設艦」と呼ばれる存在です。太平洋戦争での苦い経験から対潜...
ミサイル

知名度低い?エグゾセ対艦ミサイル

超低空飛行のフランス産「トビウオ」 対艦ミサイルといえばアメリカのハープーン・ミサイルが思いつきますが、このライバル的存在としてフランスが開発した「エグゾセ」というのがあります。アメリカ製を多用する日本ではあまり聞きなれないものの、...
航空機

スタンドオフ電子戦機って?

「攻撃的」電子戦能力に向けて大きく前進 現代戦は陸海空という従来の領域に加えて、宇宙・サイバー・電磁波のいわゆる「ウサデン」でも繰り広げられるため、日本の自衛隊もこうした新領域への対応能力を急ピッチで構築しています。例えば、航空自衛...
航空機

戦闘機への登竜門、T-4練習機

プロペラ卒業後に乗る国産ジェット機 航空自衛隊のパイロットはみんな最初にプロペラ型のT-7練習機で初級の操縦練習をしますが、卒業後はいよいよジェット練習機での練習へと移行します。その中で戦闘機パイロットを目指す者の多くが「T-4」と...
海上自衛隊

圧倒的不足?自衛隊の弾薬事情

継戦能力と練度に直結する弾薬備蓄量 高性能な兵器を運用する自衛隊は日々の訓練を通じて高い練度を誇ることで知られていますが、「弾薬不足」という有事では敗北に直結する致命的な欠点を抱えています。いくら優れた兵士と装備を有しても、肝心の弾...
外国

高すぎた?ルクレール戦車とは

開発時は最先端だったフランスの主力戦車 NATO加盟国でありながら伝統的に独自路線を貫くフランスは軍事面でもラファール戦闘機や空母シャルル・ド・ゴールなどの国産兵器を開発しましたが、陸軍も同様にフランス独自の「ルクレール」を主力戦車...
アメリカ軍

後継ぎ?LRASM対艦ミサイル

傑作ハープーンの後継を目指すステルス・ミサイル 対艦ミサイルの定番といえばハープーン・ミサイルですが、このベストセラーの後継を目指して近年登場したのが「LRASM(ロラズム)」と呼ばれるステルス巡航ミサイルです。長射程かつ敵の防空能...
外国

先駆者?マルダー歩兵戦闘車とは

西側初の本格的な歩兵戦闘車として登場 陸軍に力を入れるドイツは米ソ冷戦の最前線だったこともあり、戦後も多くの傑作兵器を生み出したことで有名です。代表的なのはレオパルト2戦車や陸上自衛隊でも使われているパンツァーファウスト3が挙げられ...
陸上自衛隊

陸自唯一!最強の第7師団

ズバ抜けた戦力を持つ唯一の機甲師団 陸上自衛隊には第1空挺団や特殊部隊である特殊作戦群など「最強」と称される部隊がいくつかありますが、各地に駐屯する旅団・師団の中でズバ抜けた戦力を誇るのが北海道の第7師団です。これは陸自において唯一...
海上自衛隊

敵潜を狩る!12式魚雷の性能

沿海域での対処能力を強化した短魚雷 旧日本海軍は雷撃戦用に自慢の酸素魚雷を重宝していましたが、戦後あとを継いだ海上自衛隊も対潜戦闘という観点で引き続き国産魚雷を重視しています。対潜戦での切り札といえば、アスロック対潜ミサイルが思い浮...
ミサイル

ブリムストーン・ミサイルって何?

高い命中率を誇る英国自慢の対地ミサイル 2022年に始まったロシア=ウクライナ戦争では当初の予想に反してロシア軍の苦戦が目立ちますが、特にロシア軍は自慢の戦車を2,000両近く喪失する失態を演じており、多くの戦車兵を含む10万の戦死...
アメリカ軍

敵の目を潰す!AGM-88 HARM

防空網制圧に欠かせない対レーダーミサイル 航空優勢を確保することが現代戦における勝利の条件ですが、そのためには序盤で敵の防空網を制圧する必要があります。これには敵の空軍基地や対空ミサイル陣地の無力化が含まれますが、まずはこれら防空戦...
陸上自衛隊

新設される陸自・沖縄防衛集団って?

那覇の第15旅団を約1,000人増強 対中国を見据えた防衛体制の構築が急がれる南西諸島方面ですが、ここ15年間で宮古島、与那国島、石垣島への陸自部隊の配備が進められ、かつての「空白地帯」は埋められつつあります。しかし、尖閣有事や台湾...
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